英語4技能をマスターする勉強法とは? by 英数学館

2022年7月8日

英語の勉強の最中に、息抜きする感覚でぜひ読んでくださいね。
英語の勉強法は人によってそれぞれ違っていて、それぞれに効果がある方法があると思います。
これからお伝えする方法は、あくまでも経験から効果があったこととして、参考のひとつとして読んでもらえるとありがたいです。

最初に

小学生、中学生、高校生と、英語の勉強をしていると思いますが、基本的にその勉強法はあまり変わりがないと思います。
高校生だからすごい勉強方法があるとか、小学生だからこうした勉強をしなくてはいけない、と言うのはほとんどないでしょう。

語学習得に王道はあれど、近道はない

語学の修得、英語も中国語もフランス語もですが、王道の勉強方法があります。
しかし、魔法のようにあっという間に身に付くような方法はありません。

言葉というのは、単語や文法の暗記があり、そして発音・発声のためのトレーニングがあり、母語とは違う音を聞き分ける練習をしなくてはいけません。
これにはある一定以上の時間がかかります。

自転車に乗っている人も、生まれすぐに乗れる事はありません。
補助輪をつけて、バランスをとる練習をして、そして乗れるようになりますよね。
修得までの時間は違いますが、それと同じ事です。

目的を再確認

なぜ英語を勉強するの?

英語を勉強する目的はなんですか?
人によっては日常会話ができるようになりたい、英語を字幕無しで鑑賞したい、将来海外で仕事をしたい、などあると思います。
最近はインバウンドによる海外からの旅行者が増えていましたから、日本にいても英語を使う機会は意外とある状況になってきましたね。

日常会話のワナ

日常会話が目的になると、実は英語習得の難易度がとても上がります。
これは英語学習方法の書籍を読むと、意外にもいろんな人が指摘しています。

それはなぜか?

まず、日本語においても日常会話を思い浮かべてください。
「くだらない内容で、とくに難しくないのではないか」と思うかもしれません。
でも、考えてみると、日本に住んでいる事が前提の会話や、世代に紐付いた内容だったりしていませんか?

ラジオ体操は日本人になじみ深いものです。
そのラジオ体操にまつわるネタを日常会話のトピックにした場合、日本人には簡単で、くだらない話題かもしれません。
でも、外国人にとっては日本のラジオ体操を知らなければ、わたしたちが簡単だと思っているラジオ体操の日常会話は聞き取れません。

季節の行事、学校の行事、地域のお祭りやしきたり、こういったものに関する情報が共有されていない中で、こういったものが話題となっている日常会話を聞き取るのは至難の業です。

だから、英語の日常会話を学習の目的にすると、途端に難易度が上がりますし、ゴールがいつまでも見えない状況となります。

専門分野や得意分野で英語を鍛える

逆に、ビジネス英会話って難しいようで、実はトピックの範囲が狭いので難しくはありません。
使う単語や、会話のフレーズも、パターン化できます。

小学生、中学生、高校生は、ビジネスをしていないのでイメージが湧かないかもしれません。
であれば、自分の得意分野や好きなモノ、専門分野の話しを英語に置き換えるように勉強してみましょう。

好きな事や得意なモノ、自分の専門分野は、日本語で話せばいくらでも話しが出来るでしょう?
知らないトピックを話せといっても、話しは続きません。

英語習得をスピードアップさせる学習目的は、「専門分野」「得意分野」「好きなモノ」にするといいですよ。

読む技能を鍛える

英語を読むには、単語力と文法力が必要です。
単語数が少なければ、当然読める文章は限られます。
とにもかくにも、単語を暗記して、単語数を増やしましょう。

単語の暗記は、ちょっと恥ずかしいですが以下の方法がオススメです。

・単語を発声しながら表情を作る
・指や身振りを使って発声する

記憶の定着が目的ですから、できるだけ五感を使って暗記しましょう。

また文法力も必要です。
とはいえ、文法は単語よりも暗記の数は少ないので、すこし安心ですね。

文章を読む時は、黙読をして意味を掴み、次に音読してすらすら読めるようにしましょう。
音読のスピードが上がると、黙読のスピードも上がりますからね。

聞く技能

耳で発音を聞き分けられる訓練が必要なので、できるだけ多くの単語や文章を聴きましょう。
読む技能と同様に、単語力や文法力は必要です。

英語の音は、日本語にない音も多いので、とくに意識して音の聞き分けができるように全集中で英語を聞きましょう。
ひと昔前は英語教材の音源がCDのみだったので、巻き戻す時に希望するところに止めるのが大変でした。
今は音声ファイルにして、パソコンやスマホで聞けるので、希望するところに巻き戻すのがとても楽です。

リスニングのトレーニングでは、ぜひナチュラルスピードで聞きましょう。
同時に、テキストを目で追いながら聴くのが効果的です。
何度か繰り返し聞いて耳が慣れたら、今度はテキストなしで聞きます。
テキスト無しでも、しっかりと聞き取れたら次に行きましょ。

もし聞き取れなかったら、その場所が自分が弱い場所となります。
聞き取れないポイントを知る、と言う事はとても大事な事です。
苦手な発音を重点的に聞いていきましょう。

書く技能

英文を書くのは、文法力が必要ですし、単語力も必要です。
書く時に絶対に意識しなくてはいけないのは、論理です。

文章の論理展開をしっかりと意識しないと、なにやら意味のなさない文章になります。
文法的にも間違えたり、接続詞も不適切になり、意味が通じなくなります。

論理は難しくありません。
日本語でしっかり考えれば、論理的な文章は書けるでしょう。
日本語で論理のしっかりした文章が書ければ、あとは英語への翻訳作業をしていく事になります。
翻訳作業をたくさんこなしていくと、翻訳プロセスが徐々に短縮されて、文章の思考がパターン化されます。
パターン化されれば、そのパターンをたくさん持っている事で書く技能が向上します。

わたしたちは英語ネイティブではありませんから、キレイで複雑な文章は書けません。
簡単でもいいので、論理展開が明確な文章が書ければ、ビジネスでも充分通用する文章になります。

話す技能

話す技能は、「読む」「聞く」「書く」の総合力となります。
そのため、上達速度は一番遅く、勉強しても話せない、という気持ちになってしまいます。

話すというプロセスを分解すると、その理由が分かります。

読む技能によって、単語・文法を記憶していき、聞く・書くの基礎力を作ります。
聞く技能によって、会話は相手の言っている事を聞き取ります。
書く技能によって、自分の言いたい事を組み立てて口から出します。

これを高速に行う事で会話が成立していきます。
つまり、読む・聞く・書くをしっかりと鍛えるようにしましょう。
とくに、書く技能は会話においても非常に重要です。

片言だけで返事をしていくのであれば、書く技能はそれほど必要ではないかもしれません。
耳で覚えたフレーズを頼りに発話すればいいだけです。

でも、ビジネスや勉強で英語を使う場合は、相手に自分の意図することを正確に伝えるには、論理的に文章を組み立てて伝える力が必要になります。

会話でも同じです。

ただ、上述したように会話力、つまり話す技能というのは上達が一番遅いです。
TOEFLで良いスコアをとっていても、会話となるとなかなか上手に話せないと思ってしまうものです。
それを念頭に、以下を試してみてください。

〜〜〜ここから〜〜〜
自分が言いたい事で作文をする。
その作文を先生に添削してもらって、間違いを直す。
修正された作文を音読して暗記する。
途中でつっかえないで言えるまで、口に出して練習する。
〜〜〜ここまで〜〜〜

これを繰り返していくと、パターンが蓄積されます。
パターンが蓄積されたら、会話力が上がります。
つまり、話す技能が上達します。

英語が話せる将来とは?

将来何になりたい?

といっても、中学生・高校生だと自分の将来について漠然としていてるでしょう。
さらに将来どんな職業に就いているかなんて、その時になってみないと分からないのが現実です。

ただ、英語が話せれば、将来の選択肢は広がります。
留学に行くために勉強するのもひとつの理由にはなりますが、将来日本以外に住んで、仕事をして、いろんな文化や考え方に触れるのは、とても貴重な事です。

もちろん、日本に住みながら英語を使って仕事をする事も充分可能ですし、今後はよりそういった仕事ももっと増えてくると思われます。

英語が話せるようになって損するなんてことは、絶対にありません。
ぜひ自分の世界を英語を手段として広げていきましょう!

英数メゾッドで英語が上達する

英数学館中学校高校は、英語がゼロレベルからでも問題なく入学できます。
むしろ、英語の英数学館だから英語ができないと入学できない、というのは間違ったイメージです。

もちろん、高校入試では英語が試験科目ありますから、最低限の教科知識は必要です。
ただ、英語が話せなくても、英数学館に入る事は充分可能です。

英数学館では、以下のような取り組みをしています。
(これ以外にも英語が上達するプログラムは多数あります)

・EISU Talk
・EISU EXPO
・EISU PLAY
・Speech Contest
・Spelling Bee

この他にも英語ネイティブの先生が多数在籍しているので、英語を勉強したい気持ちを最大限バックアップしています。

詳しく仕組みを聞きたい方は、お問合せから今すぐご連絡ください。
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