【中学校】第42回卒業証書授与式を行いました!
2024年3月11日
2024年3月9日(土)に、英数学館小・中・高等学校体育館において英数学館中学校第42回卒業証書授与式を行いました。
今年は、29名の生徒が卒業証書を受け取りました。
式辞の中で土屋校長は、「これから、君たちはどう生きるか。その人生の通過点たる高校時代をどのような3年間にしたいのか。」と問いかけ、「正解などありませんし、誰も教えてくれませんが、皆さんにとっても一度きりの人生です。思いっきりワガママに、最高にワクワクする日々を、自分勝手に想像、妄想してみてください。そのイメージと自らの心の高まりがピタリと一致したとき、それがあなたの進むべき道を示す重要なヒントとなるでしょう。」「おしなべてなんでも器用にこなす人材も良いですが、自らの「好き」や「得意」を軸に励み続けることで、より充実した、何より「楽しい」と感じられる日々につながるということを信じています」と述べました。
在校生代表の多田瑛登さんは、「先輩方に助けていただく場面が多くあり、私自身が1番印象に残っているのは、マラソン大会で遅れている私の横に寄り添い、足を止めようとしたとき必死に鼓舞してくださり、完走することができました。」「今年度の夏ごろから先輩方は中学生活のまとめや次の進路への準備に追われ、私たちはその偉大な背中をただ見つめるばかりで、関われない時間が増えたことに寂しさを感じていました。」と感謝と寂しさの気持ちを述べ、「私たち在校生は、この学校で一緒に過ごした日々の事を忘れません。私たちも、英数学館中学校の伝統を守り、受け継ぎ、悔いのない学校生活を送るため、努力し一層精進します。」と卒業生に向け決意表明をしました。
卒業生代表の魏愛怜さんは、「今日、卒業の日を迎えたことに今でも実感がありません。それほど私にとってこの3年間は一瞬でかけがえのない時間です。」「3年前コロナ禍で入学を迎え、新たな出会いやたくさんの体験があり、毎日が常に新鮮でした。学年が上がると後輩ができ、どんな子が入ってくるかなと期待を膨らませると同時に先輩になるのだと身に引き締まる思いがしたことを覚えています。そして最高学年となった今年度はコロナによる規制をなくなり、たくさんの行事を経験することができました。中でも特に印象に残るのは、秋桜祭初の合唱コンクールでクラスの壁を越え学年全体で一丸となって授業や放課後に練習やアイデアを出し合い、本番では楽しんで歌うことができ優勝することができました。他にも、京都研修やアメリカ研修、尾道での校外学習などの活動を通してさらにクラス同士の絆が深まりました。」と3年間を振り返り、「私たちにこのような宝物を与えてくれたのは、いつも寄り添い、時に厳しく指導してくださった先生や毎日の送り迎えやお弁当作り、常に私たちのことを心配し見守ってくれた保護者のおかげです。本当に感謝しています。お母さんとはたくさん喧嘩しぶつかりました。それでも、思春期の難しい時期を一緒に過ごしてくれたありがとう。」と感謝の言葉を、「4月から私たちは高校生になります。きっと今まで以上にたくさんの困難や試練が待っているとは思いますが、前向きに強い気持ちでこれからも精進していきます。」と決意を述べました。
式終了後はそれぞれのクラスに戻り、最後のHRを行いました。
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