創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会で優勝!

2025年2月1日

2月1日(土)、都立六郷工科高等学校(東京)で開催された「第24回全国中学生創造ものづくり教育フェア 創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会」の基礎部門で英数学館中学校「ボールを乗せてハコブンデス」チームが優勝しました。中学生ロボコンの全国大会での本校チームの優勝は初になります。


創造アイデアロボットコンテストは、次の4つの部門で構成され、本校は、昨年度までに応用部門で13回、基礎部門で1回全国大会に出場しており、最高順位は3位(3回・いずれも応用部門)でした。


(1)基礎部門 「Let’s collect、 carry、 and load!」(集め、運べ、積み込もう)
中学校技術・家庭科の授業の基礎的・基本的な知識や技能で製作できるロボットの部門。
(2)制御部門 「Mission is “整地!” by プログラムカー」
中学校技術・家庭科の授業の基礎的・基本的な知識や技能で参加できるロボットとプログ
ラミングの部門。
(3)応用部門 「メッセージタワー2」
中学校技術・家庭科で学んだ知識や技能を最大限に発揮して製作されたロボットの部門。
(4)パフォーマンス部門
ダンスや機能など、対戦競技型にとらわれないオリジナルロボットのパフォーマンスを発表する。

今回の基礎部門では、90秒間の競技時間の間に直径65mmのプラスチックボール25個を相手陣地との境界に設置された3か所のスポットに置いていくというものです。ボールによる得点(1個1点)とは別に、スポットごとに相手より多くのボールを置くことができたら獲得スポット数に応じてボーナスポイントが入り、それらの合計点で勝敗が決まります。
ロボットの製作に当たっては、アイテムの取り込みや保持、スポット上への排出についていろいろなパターンを考え、操作性や作業効率を比較し最適な形は何かを時間をかけて比較、検討しました結果、今の形にたどり着きました。
全国大会への出場に当たり、多くの試合で各スポットに8つずつボールを乗せた引き分けの形になることを予想し、Vゴール方式の再試合を避け、判定での勝利に持ち込むために、中央のスポットに多くのアイテムを乗せることができるようにロボットを改良し、練習を積みました。こうして臨んだ全国大会でしたが、ボールが滑りやすく練習通りに競技をすることができず、予選リーグはリーグ内で1勝1敗、2ゲームの合計得点は参加24チーム中12番目で、なんとか決勝トーナメントに進めるような状態でした。しかし、このときサポートメンバーが競技後の片付けの際に機転を利かせて、ボールを手でスポットに置いてもうまく乗せられないことを確認してくれたため、その情報をもとに迷わず確実に8つずつ置いていく作戦に変更しました。これがプラスに働き、決勝トーナメントでは、相手よりも早くボールを置いていくことで精神的に有利に競技を進め、最後まで勝ち残ることができました。
大会は終わりましたが、メンバーそれぞれの次の目標に向けて、今回の成功体験に至る取り組みを振り返ってみて、何が良かったのか、改善すべき点はなかったかなどしっかりと振り返りを行うことで、これからの自分自身の成長のために経験を有効に活用してもらいたいと思っています。

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